科学ワンダーランド

東北大学附置研究所等一般公開 | 片平まつり2017

東北大学

2017年 10/7(土)・8(日)

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科学のおはなし 30分でわかる科学の不思議シリーズ

極低温と超伝導の不思議

~未来の材料は実はわからないことだらけ!?~

極低温(きょくていおん)という言葉、初めて聞く人のほうが多いかもしれませんね。極低温の極は「一番はじっこに近い」という意味。その温度はマイナス273度!お家の冷凍庫はマイナス18度、ドライアイスはマイナス79度、南極で観察された最低気温はマイナス93度、私たちの生活ではなかなか体験できないとっても低い温度ということはお分かりいただけたでしょうか?
極低温の世界では、私たちが生活する温度では見られない不思議な現象が起こります。その中でも有名なのが超伝導(ちょうでんどう)。病院のMRI装置や超伝導リニアモーターとしてすでに多くの場所で使われていますが、実はまだまだ分からないことだらけでもあります。
極低温の世界ではいったい何が起こるのか、実演や映像をお見せしながらご紹介!ちょっとだけ、材料博士になれるかも!?

講演者からメッセージ

金研の研究者は、不思議な現象がなぜ起こるのか、またこの不思議な現象をつかって新しい材料をつくれないか、という新しい物質の発見・材料の開発に日々取り組んでいます。私の仕事は、研究者のお仕事についてみなさんに分かりやすく伝えること。将来研究者になりたい人はもちろん、そもそも研究ってどんなことをするの?研究者になるにはどうしたらいい?という人もぜひお越しください!

横山 美沙 助手
金属材料研究所

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